ネパールからの研修生 ルビー・ボヤージュさんが来訪されました

2025年7月10日、よなご幸朋苑・アザレアコートこうほうえんに、ネパール出身の女性研修生 ルビー・ボヤージュさんが来訪されました。今回の訪問は、公益財団法人PHD協会が推進する「聴覚障がいのある海外研修生受け入れ交流活動」の一環として行われたもので、鳥取県内では初の取り組みです。日頃から『まちの保健室』等でかかわりのある西部ろうあ仲間サロン会様のご紹介により当施設にもお越しいただきました。

こうほうえんでは、ろう者を含む聴覚障がい者が介護職や事務職として日々活躍しており、障がいの有無に関わらず誰もが働きやすい職場づくりに取り組んでいます。ルビーさんには、実際に働くスタッフとの交流後に、職場環境の整備、合理的配慮の実践などを見学していただきました。短い時間ではありましたが、相互理解と学びに満ちた貴重なひとときとなり、私たちにとっても国際的な視点から福祉の在り方を見つめ直す良い機会となりました。

今後もこうほうえんは、国籍や障がいの有無を問わず、多様な背景を持つ人々が共に働き、支え合える社会の実現に向けて歩んでまいります。