令和5年5月18日（木）～22日（月）の5日間、中国蘇州市の「天易養老発展有限公司」の譚偉（タンウェイ）董事長、研究開発部の楊（ヤン）様が当法人に来訪されました。
令和2年1月に「天易養老発展有限公司」と「介護事業・リハビリテーション戦略的支援契約」を締結してから3年が経ちましたが、譚董事長は3回目、楊様は初めての来訪です。
滞在中、東京・鳥取の施設見学、職員へのインタビューをはじめ、研修会参加等、精力的に活動され、日本の医療・介護・リハビリテーション発展の歴史、組織運営、認知症ケア、介護やリハビリ全般について理解を深められました。私たちも直接コミュニケーションを取ることによって、相互理解を深め、協力関係をより強固なものにしたと感じています。コロナが明け、今後より活発に交流ができると期待しています。

■「こうほうえん」と「天易養老発展有限公司」との関わり・・・

高齢化が急速に進む中国において、蘇州市と「天易養老発展有限公司」は共同プロジェクトとして日本の介護リハビリ技術を導入した新しい事業を計画しました。
令和2年1月に、当法人は「天易養老発展有限公司」のパートナーとして、日本の専門的技術、ノウハウの提供要請を受け、36年間培ってきた脳血管障害リハビリテーションをはじめとする最新のリハビリ技術と介護技術を提供することになりました。（介護・リハビリテーション事業戦略的支援契約の締結）令和2年10月と令和4年5月にそれぞれ約4か月間技術指導に専門職員を2名（よなご特養：戸田悦子介護課長、錦海リハ兼さかい老健：児嶋吉功言語聴覚士）派遣しました。コロナ禍の影響もあり派遣が以降停滞していましたが、今後も継続して専門職員の派遣をしていく予定です。
この契約は、社会福祉法人に対する積極的な社会貢献活動が求められている中、国内だけの貢献活動に留まらず海外にも目を向けた国際貢献活動の一歩になっています。